【初心者向け】初めての走行会 当日の流れ

サーキット走行

初めて走行会に参加するんやけど、当日はどんな流れで進んでいくのか分からんくて不安やわー

分かります。

私も初めての走行会は一人で挑んだんですけど、めっちゃ心細かった…。

本記事では、走行会の当日の流れについて解説します。

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サーキットに向かうまで

家を出てから帰るまでが走行会です(笑)

給油

サーキットに最寄りのガソリンスタンドを調べておいて、そこで満タン給油しておきましょう。
サーキット走行は一般公道の走行に比べてかなり燃費が悪くなるので、見る見るガソリンが減っていきます。
サーキット内にもガソリンスタンドがある場合がありますが、かなり割高なので、道中で給油しておくことをおすすめします。

なお、ガソリン携行缶を持っていく場合は、この限りではないです。

食料調達

これもサーキットに最寄りのコンビニなどを調べておいて、そこで昼食などを買っておきましょう。
サーキット内にレストランがあればよいですが、無い場合には改めて昼食を調達しに行く時間はほぼないので、あらかじめ用意しておきましょう。

サーキットに到着したら

まずは入場ゲートに向かいましょう。

サーキットによっては、レース観戦客用の入り口と、レース参加関係者用の入り口が分かれている場合があるので、事前にサーキットのホームページや、走行会の案内を見て確認しておきましょう。走行会は、レース参加者用の入り口に向かう必要があります。

エントリー料に入場料が含まれている走行会であれば、受付の人に「○○の走行会に参加します」と告げれば、名前を確認して通してくれるはずです。
入場料が別であれば、ここで払いましょう。

また、付き添いの同乗者がいる場合は、同乗者分の入場料が発生する場合があるので、払いましょう。

入場ゲートを通ったら、パドックエリアに向かいます。
案内の看板等に従って行けば大丈夫ですが、初めてだと場所が分からなくて迷うかもしれないので、事前にホームーページ等で入場ゲートからのルートを確認しておいたほうがよいかもしれません。

パドックに到着したら

この辺から、初めて走る方には見慣れない景色が広がっていると思います(笑)

クルマを止める場所を確保

空いてるピットがあれば、そこにクルマを止めましょう。今日一日、お世話になる場所になります。

走行会参加者が止めれるピットエリアが決められている場合があります。その場合は入場ゲートで渡される案内の紙に書いてあるか、パドックエリアの看板等にピット割が書いてあるはずなので、確認しましょう。

ただし、ピットはたいてい早い者勝ちです。参加者が多い走行会であれば、朝一に来て並ばないと、止めれない場合も多いです。空いてない場合は、あきらめて青空駐車しましょう。ただ、雨の日で降ろした荷物を置く場所がないのは困るので、その場合はすでにピットに入っている方に少し場所を空けてもらって、最低限の荷物は置かせてもらいましょう。

ピットは早い者勝ちとは言え、できるだけ譲り合って使うのがマナーです。

受付

受付でエントリー名を伝えて、ゼッケン(と計測付きの場合は計測器)を受け取りましょう。
受付場所は、放送で案内があるか、それらしいテーブルを広げているのを見つけましょう(笑)

到着時点でまだ受付時間になっていない場合は、先に次の走行準備を進めておきましょう。

走行準備

走行時間になるまでに、しっかり準備しておきましょう。

不要な荷物を下ろす

クルマの中にはいろいろ荷物が積んであると思いますが、走行に必要ない下ろせるものは全て下ろしましょう。
走行中にガチャガチャ荷物が動いていたらドライビングに集中できませんし、特に空き缶とかペットボトルは、走行中にペダルに挟まったら悲惨なことになりますので、必ず片付けましょう。

多少ですが、軽量化にもつながります。

ゼッケンを貼る

受付でもらったゼッケンを貼りましょう。
貼る位置は、走行会やサーキットによってまちまちなので、わからなければ受付で確認しましょう。

ゼッケン貼りにはビニールテープがおすすめです。準備しておきましょう。

計測器を取り付ける

計測付きの走行会の場合は、計測器を忘れず取り付けましょう。
取り付け忘れで計測されてなった…、っていうパターン、あるあるです。
計測器の取り付け位置は、これまたサーキットによってまちまちなので、受付等で確認しましょう。

取付場所が車外を指定される場合もあるので、しっかり固定できるように粘着強力めなガムテープを準備しておきましょう。

灯火類の飛散防止

サーキットによっては灯火類が脱落して飛散するのを防止するため、ヘッドライトやテールライトに飛散防止用のテープの貼る必要があります。走行前の説明で言われたときは、貼りましょう。
といっても、ビニールテープで、こんな感じに貼っておけばOKです。(正直、これで飛散防止効果はほぼないと思いますけど、そもそもぶっちゃけ、ライトが取れて飛散しているのを見たことがないです…。)

車両の最終チェック

事前に整備はしておくべきですが、走る直前にも今一度チェックしておきましょう。

  • エンジンオイル、ブレーキフルードの残量確認
  • ホイールナットの締め付け
  • タイヤの空気圧

タイヤの空気圧は、走行時の上昇を見込んで、この時点である程度落としておく方法もあります。ただ、初めてだと、どのくらい上昇するかわからないと思います。とりあえず走ってみて、戻ってきた来た時に再度確認して調整してもよいです。
とりあえず、走行前にはパンクしてないことだけは確認してください。

ドライバーズミーティング

走行前には、必ずドライバーズミーティング(通称:ドラミ)もしくはブリーフィングといって、走行前の注意等の説明会があります。必ず参加しましょう。

説明内容は、だいたい下記のとおりです。

  • コース上で掲示される旗の説明
  • ピットイン、ピットアウトの方法
  • コース上でトラブル発生時の退避方法
  • タイヤバリアやガードレールの破損、オイル処理時の請求について
  • 走行枠、スケジュールの説明

4番目とか、ちょっとおっかない話ですが、気を引き締める意味でもしっかり聞いておきましょう。

走行

いよいよ走行です。

ピットロードに並ぶ

走行時間5分前くらいになったら、放送等で案内があると思うので、ピットロードに並びます。
いつでも走り出せるように、ヘルメット・グローブ装着、シートベルトを締めた状態でスタンバイしましょう。

夏とか暑いので、この時点では窓は開けておいてもいいですが、走行前に運転席側の窓は忘れず閉めましょう。

走行開始

走行時間になったら、放送等で開始の案内があり、ピット出口の信号がグリーンに変わるので、コースに出ていきます。

ドラミで説明されると思いますが、ピット出口の後、しばらく引かれている横の白線は跨がないようにしましょう。(すでにコースインしている車と接触する可能性があります。)

走行終了

走行終了時間になると、コントロールタワーからチェッカーフラッグが振られます。
初めての走行会だと、なかなかいろんなところを見る余裕がないと思いますが、少なくとも、ホームストレートに帰ってきたらコントロールタワーだけは必ず確認しましょう。
チェッカーフラッグを見たら、その周でピットインしましょう。

走行については、たいていの走行会では2~3本は走行枠があると思うので、上記の繰り返しです。

片付け

すべての走行枠を走り終えたら、片づけをしましょう。
下ろした荷物など忘れ物がないか確認して帰りましょう。
それ以外に、つい忘れがちなことについて、書いておきます。

計測器の返却

計測付きの走行会の場合は、忘れないうちにまず計測器を外して返却しましょう。
うっかり付けたまま持って帰ってしまうと、また返しに行かないといけないので、かなり面倒なことになります。

ゼッケンを剥がす

うっかり剥がし忘れること、あるあるです(笑)

ナンバープレートを付ける

走行中はラジエータの冷却効率等を考えて、ナンバープレートを外す人もいると思います。忘れずに付けて帰りましょう。

ピットの掃除

ゴミはきちんと片付けましょう。
また、タイヤカスや、コースアウトしたときの砂もできるだけきれいにして帰りましょう。

まとめ

走行会当日の流れについて解説しました。

  • サーキットに向かうまで …給油、食料調達
  • サーキットに付いたら …入場ゲート→パドックに向かう
  • パドックに到着したら …車を止める場所を確保、受付
  • 走行準備 …荷物を下ろす、ゼッケン・計測器の取り付け、車両の最終チェック
  • ドライバーズミーティング …旗の説明、走行時の注意点などを確認
  • 走行
  • 片付け …計測器の返却

事前に流れが把握できていると、当日現場であたふたしなくて済むと思うので、ぜひ参考にしてください。

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