走行会でクルマにゼッケンを貼るんやけど、シワシワになってしまってうまく貼れへんのよね…
おすすめのテープや、貼り方のコツを伝授します!
走行会に参加すると、必ずと言っていいほど、車両を識別するためのゼッケンが配布されて、それをクルマに貼ることになります。
しかし、このゼッケン貼り、慣れないと案外きれいにできないものです。
地味な作業ではありますが、せっかくカッコよく走っているところの写真を撮ってもらっても、ゼッケンがシワシワだったら、ダサいですよね。
本記事では、10年近く走行会に参加してゼッケンを貼り続けてきた私が会得したゼッケンの貼り方を伝授したいと思います。
3つのコツを押さえれば、誰でもうまくゼッケンが貼れますよ。
コツその1 ビニールテープを使うべし
まずゼッケンを貼るのに用いるテープですが、私は断然ビニールテープをおすすめします。
ビニールテープをおすすめする理由は3つあります。
メリット1 ボディに跡が残らない
よくゼッケン貼りのテープとして養生テープが使われているのを見かけますが、テープを剥がしたときに、それほど目立たないものの養生テープの糊がクルマのボディに残ります。(がっつり残りはしないですが、斜めからよくみると、わずかに養生テープの模様が跡になって残ってるのが見えたりします。)
これに対して、ビニールテープを使えば、全くと言っていいほどテープの跡が残ることはありません。
メリット2 ボディ色に合わせやすい
養生テープの場合、よく売られているのは、ちょっと半透明の緑色や白色のものが多いと思います。(探せば青や赤もあるとは思います。)
一方、ビニールテープは色の選択肢が多く、白、黒、赤、黄、青くらいは容易に入手可能かと思います。
クルマのボディの色とビニールテープの色を合わせることで、遠目で見た時に、ゼッケンをテープで貼っているのが目立たずに、見栄えが良くなります。
メリット3 ゼッケンが再利用できる
ゼッケンは通常、表面がツルツルの光沢紙が使われていることが多いですが、ビニールテープを使えば、一度貼り付けたビニールテープをゼッケンからきれいに剥がすことができます。
この剥がしたゼッケン、何に使うかというと、走行会ではなく、サーキットの会員枠を走行するときに役に立ちます。
サーキットにもよりますが、会員枠走行時にゼッケン番号の申告とゼッケンの貼り付けが義務付けられているところがあります。
ゼッケンが無ければ、最悪、ビニールテープなどで数字の形を作って貼るだけでもいいのですが、結構面倒です。
走行会で使ったゼッケンを切れに剥がして取っておけば、サーキットの走行枠を走行するときにもそのまま使えるわけです。
コツその2 まずは仮止めすべし
さて、いよいよゼッケンを貼っていきます。
が、いきなり貼る前に、まずはビニールテープを短く切って、それで仮止めをします。
こうすることで、作業中にゼッケンを押さえておく必要がないので、空いた両手でビニールテープを必要な長さに切る作業に集中できます。
コツその3 1辺は残すべし
仮止めしたら、続けてゼッケンの各辺にテープを貼っていきます。
できるだけ辺の長さぴったりにビニールテープをカットしたほうが美しいですが、ボディの色とビニールテープの色を合わせておけば、遠目にはほとんど目立たないので、あまり気にせず、ちょっと長めにカットして貼ればOKです。
このとき、ビニールテープにはテンションをかけないように(引っ張って伸ばした状態で貼らないように)貼ってください。
テンションをかけてしまうと、貼り終わった後にビニールテープが元の長さに縮もうとするので、ゼッケンにシワが寄る原因となります。
貼り付けている途中でゼッケンにシワが寄ってしまうようであれば、一度ゼッケンごとビニールテープを剥がして、シワを伸ばすように貼りなおしてください。1回くらいであれば、貼りなおしてもさほど粘着力は落ちないので大丈夫です。
また、進行方向に対して、後方の一辺はビニールテープを貼らなくても大丈夫です。
こうしておくことで、走行中に負圧でゼッケンとボディの間の空気が抜けて、自然とゼッケンがボディに貼り付く形になります。
私はずっとこの貼り方をしていますが、一度もゼッケンが剥がれたことはありません。
まとめ
走行会におけるゼッケンの美しい貼り方を紹介しました。
たかがゼッケン、されどゼッケン。
きれいに貼って、気持ちよく走行しましょう。