サーキット走行やレンタルカートを楽しむ方なら、きっと一度は「服装どうしよう?」と悩んだ経験があるのではないでしょうか?
公式競技に出場するのであれば問答無用でレーシングスーツの着用が必須となりますが、趣味の走行用途であれば、必ずしも必要ではありません。また、車両整備や荷物の搬入など、走行以外の作業を考えると、それらの作業であまりレーシングスーツを汚したくないものです。
今回は、そんなサーキット走行から現場での作業までこなせる、コスパ抜群のアイテムをご紹介します。
Amazonで見つけた【デニムつなぎ】がまさにぴったりだったので、実際の使用感などを交えて紹介したいと思います。
なぜデニムつなぎがおすすめなのか?
①とにかく安い!
このデニムつなぎですが、価格は2,200円(※2025年4月現在)からと、かなりリーズナブル!
ワークマンなどでつなぎを探しても、だいたい4,5千円はします。ましてや、デニム素材となると、もっと高価なものがほとんどです。
「汚れてもいい服」として考えると、これ以上のコスパはなかなかありません。
特に初心者の方にとっては、サーキット走行で「とりあえず揃えたいもの」が多い中で、こういう低価格帯のギアはありがたい存在。サーキットは何かと出費がかさむので、こうしたコスト削減ポイントは地味に大きいです。
②整備中に汚れても気にならない
車両チェック、タイヤ交換、空気圧調整、荷物運び…サーキットにいると、何かと走行以外にも手を動かす場面が多いもの。
そんなとき、レーシングスーツを着たままだと、どうしても汚れが気になってしまいます。
でも、このデニムつなぎなら、多少のオイル汚れや泥汚れも気にせずガシガシ使えます。
むしろ使い込むほど「味が出る」くらいの気持ちで使えるのがデニム素材の良いところです。
③丈夫で長持ち
デニム生地はもともと作業着用として生まれたもの。そのため、引っかけたり、擦れたりしても簡単に破れることはありません。
ハードな作業にも耐えてくれるので、安心して使えます。
また、綿素材なので洗濯も簡単。気軽に洗って、また次の走行日に備えることができます。
④袖が絞りタイプで、肌の露出を防ぐ
サーキット走行時の服装のポイントとなるのが、肌が露出しないことです。
それにぴったりなのが、このデニムつなぎの「袖や裾がゴムで絞られているデザイン」。
走行中に袖や裾がズリ上がりにくく、肌の露出を防げます。
本格的なレーシングスーツのような難燃性はありませんが、それ以外の安全性は兼ね備えていると言えるので、普段使いにはぴったりだと思います。
デメリット:夏場は正直、暑い
良いことばかりのように見えるこのデニムつなぎですが、唯一の弱点を挙げるとすれば「夏は暑い」という点。
デニム素材が厚手で通気性が良いわけではないので、真夏の炎天下ではかなりの暑さを感じます。
そのため、夏場は中にメッシュのインナーを着たり、走行や作業が終わったらこまめに脱ぐなどの工夫が必要です。
夏場用にもう少し薄手でおすすめの商品が見つかれば、また紹介したいと思います。
商品の詳細写真
Amazonの商品ページでは詳細な写真が少ないので、実際の商品の画像でチェックしていきます。
表裏はこんな感じです。


袖口、裾口は、伸縮ゴムで絞りが入っているタイプです。
これによりピラピラして捲れないので、特にレンタルカートに乗るときには最適です。


ポケットは両胸と右足に付いています。


他にも両足のサイドにポケットらしきものがあるのですが、なぜか口が縫い付けられてしまっています。
ポケット自体は存在するので、糸をほどけば使えるようにはなるのですが…。
謎の仕様です。

このタイプのつなぎにはめずらしく、フードが付いています。
オシャレな反面、サーキット用途では無くてもいいかな、といったところ。

表側はジッパーとボタンで閉じるタイプです。
ジッパーは上側からしか開かないので、トイレはちょっと不便かもしれません。

ボタンはリベットで止められているタイプです。
このタイプ、あまり強く引っ張るとリベットが外れてしまうので、扱いには注意が必要です。


腰には紐とリングが付いていて、これである程度腰回りを絞ることもできます。

サイズについて、商品ページのサイズ表では、通常よりワンサイズ上をおすすめされていますが、自分は身長183cmやせ型の体型に対して、180/XXL(2XL)でちょうどいい感じでした。なので、あまりワンサイズ上を意識せず、ご自身の身長あたりのサイズを選択いただければ問題ないかと思われます。

まとめ:安くて便利。とりあえず1着持っておくと超便利
Amazonで見つけたコスパ抜群の【デニムつなぎ】を紹介しました。
- 値段が安い
- 整備作業で汚れても気にならない
- デニム素材が丈夫
- 袖口が絞られていてサーキット走行向き
趣味でサーキット走行やレンタルカートを楽しむ人にとって、まさに“かゆいところに手が届く”アイテムです。
もちろん、本格的なレーシングスーツとは違いますが、「趣味や練習走行の服装」「走行の合間の作業着」としては十分すぎる性能です。
最初の一着として持っておくと、サーキットでの快適さがグッと増すはずです。