走行会やイベント以外でサーキットを走るには、サーキットライセンスが必要みたいやけど、入会金や年会費って結構高いんよね…。
少しでもお得に取得する方法はないんかな?
なかなか気軽には出しにくい金額ですよね。
もしかしたら、お得な裏技が使えるかも?
本記事では、サーキットライセンスをお得に取得する裏技を紹介します。
サーキットライセンスとは
サーキットライセンスとは、各サーキットで、そのサーキットのスポーツ走行枠を走るのに必要なライセンスになります。
小規模なサーキット(いわゆるミニサーキット)では、ライセンスは不要で走行料だけで走れるところも多いですが、大きめのサーキットになると、そのサーキットでスポーツ走行をするためのライセンスを取得する必要があります。
ライセンスといっても、特別難しい試験があるわけではないです。
サーキット走行のルールなどの講習を受けて、実技(先導車に付いて数周走るだけ)を行ない、入会費+年会費を払えばだれでも取得できます。
問題は、入会費や年会費。
サーキットによりますが、新規にライセンスを取得する場合、4~5万円程度の費用がかかります。
これを少しでも安くする裏技があります。それがふるさと納税を利用する方法です。
裏技 ふるさと納税を利用する
ふるさと納税とは、全国の応援したい自治体に寄付ができる制度です。
寄付した金額は、限度額がありますが、寄付金の¥2,000を超える分について、所得税の還付と住民税の控除を受けることができます。
加えて、寄付した自治体から返礼品がもらえます。
つまり、うまく使えば、実質¥2,000の負担で返礼品をゲットすることができるわけですね。
実は、ふるさと納税の返礼品として、サーキットライセンスを提供している自治体があります。
ふるさと納税でライセンスが取得できるサーキット
ふるさと納税でサーキットライセンスが取得できるサーキットを紹介します。
2024年現在で、4か所ありました。
また、実際にお得になる金額は、ご自身のふるさと納税の控除限度額次第なので、その辺も解説します。
岡山国際サーキット
1つ目は、岡山県美作市にある岡山国際サーキットです。
スーパーGTの開幕戦はだいたいここだったりで、有名ですね。
実は私も岡山国際サーキットのライセンスは、ふるさと納税を利用して取得しました♪
本来取得にかかる費用と、ふるさと納税の寄付金額+自己負担¥2,000の差額を計算すると、下表の通りになります。
入会金 | ふるさと納税寄付金額 | 寄付金額 + 自己負担 – 入会金 |
¥44,000 | ¥120,000 | ¥78,000 |
つまり、ふるさと納税の控除限度額が¥78,000以上からお得になり、控除限度額が¥120,000以上であれば、実質¥2,000でライセンスがゲットできてしまいます。
加えて、楽天ふるさと納税から購入すれば、楽天ポイントもゲットできるので、さらにお得です。
スポーツランドSUGO
2つ目は、宮城県柴田郡村田町にあるスポーツランドSUGOです。
こちらもスーパーGTなどの開催サーキットとして有名ですね。
本来取得にかかる費用と、ふるさと納税の寄付金額+自己負担¥2,000の差額を計算すると、下表の通りになります。
こちらは返礼品に2回分の走行チケットと1日分の施設利用料が付いてくるので、その分も計算に含めています。
入会金 | 走行料(2回分) | 施設利用料(1日) | ふるさと納税寄付金額 | 寄付金額 + 自己負担 – (入会金+走行料+施設利用料) |
¥39,000 | ¥11,000 | \1,500 | ¥110,000 | ¥60,500 |
つまり、ふるさと納税の控除限度額が¥60,500以上からお得になり、控除限度額が¥110,000以上であれば、実質¥2,000でライセンスと2回分の走行チケットと1日分の施設利用料がゲットできます。
加えて、楽天ふるさと納税から購入すれば、楽天ポイントもゲットできるので、さらにお得です。
袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ
3つ目は、千葉県袖ケ浦市にある袖ヶ浦フォレスト・レースウェイです。
ふるさと納税 袖ケ浦市 袖ケ浦フォレスト・レースウェイ サーキットライセンス1年分と走行1回(1名様)
本来取得にかかる費用と、ふるさと納税の寄付金額+自己負担¥2,000の差額を計算すると、下表の通りになります。
こちらは返礼品に1回分の走行チケットが付いてくるので、その分も計算に含めています。
入会金 | 年会費 | 走行料(平日) | ふるさと納税寄付金額 | 寄付金額 + 自己負担 – (入会金+年会費+走行料) |
¥10,300 | ¥15,500 | ¥3,600 | ¥102,000 | ¥74,600 |
つまり、ふるさと納税の控除限度額が¥74,600以上からお得になり、控除限度額が¥102,000以上であれば、実質¥2,000でライセンスと1回分の走行チケットがゲットできます。
スポーツランドやまなし
4つ目は山梨県韮崎市にあるスポーツランドやまなしです。
本来取得にかかる費用と、ふるさと納税の寄付金額+自己負担¥2,000の差額を計算すると、下表の通りになります。
入会金(年会費) | ふるさと納税寄付金額 | 寄付金額 + 自己負担 – 入会金 |
¥7,500 | ¥25,000 | ¥19,500 |
つまり、ふるさと納税の控除限度額が¥19,500以上からお得になり、控除限度額が¥25,000以上であれば、実質¥2,000でライセンスがゲットできます。
加えて、楽天ふるさと納税から購入すれば、楽天ポイントもゲットできるので、さらにお得です。
まとめ
サーキット走行の節約術として、サーキットライセンスをお得に取得する裏技について解説しました。
利用できるサーキットが少なかったり、ふるさと納税の控除限度額によってはお得にならないケースもあるなど、限定的な裏技とはなってしまいますが、これからサーキットを走ろうと考えている方で、ふるさと納税の返礼品選びを迷っている方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?