【検証】サーキット走行にかかった費用はいくら?2025年の年間コストを公開

サーキット走行

サーキット走行って、いろいろお金がかかりそうやけど、一体どのくらいかかるんやろか?

ずばり、私が実際にサーキット走行にかかった費用を公開します!

サーキット走行に興味はあるけれど、実際いくらかかるのか?年間のコストはどのくらいを見込んでおけばいいのか?と不安な方も多いと思います。
そこで本記事では、私が2025年の1年間でサーキット走行にかかった費用を集計して、実際にどのくらい費用がかかるのかを検証します。

結果としては、

  • 年間総額 約116万円
  • 1枠(30分)あたり約¥29,000

となりました。

費目費用
サーキットライセンス+走行料(24枠)¥215,600
競技(サーキットトライアル)エントリー料(4戦)¥96,800
走行会エントリー料(6回)¥142,000
ガソリン¥70,000
タイヤ¥413,200
ブレーキ関連¥164,520
オイル・フルード類¥61,655
合計¥1,163,775

1枠(30分)あたり:¥1,163,775 ÷ 40枠 = ¥29,094

過去に分析した結果よりも少し割高な結果となっているのですが、その要因も分析したいと思います。

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本記事の前提条件

検証にあたり、まずは前提を説明しておきます。

あくまで私のケースです

サーキット走行にかかる費用は、

  • どんなクルマで走るか?
  • クルマにどんなチューニングを施しているか?
  • どのサーキットを走るか?
  • どのくらい攻めて走るのか?
  • ライセンス走行で走るのか?走行会に参加するのか?

などによって変動するので、一般的にどれだけかかるかというのを算出するのは難しいです。

なので、本記事では、あくまで私の実際のケースについて費用を算出しています。
もう少し具体的に言うと、クルマはスイフトスポーツ ZC33S、期間は2025年の1年間の実績に基づき算出しています。

通常の維持費は含めない

サーキット走行しなくてもかかる維持費、例えば、車検や自動車税は今回算出する費用に含めないこととします。

一方、タイヤやブレーキ、オイルなどの消耗品は、厳密にいうとサーキット走行だけでなく通常の一般公道走行でもかかってくる費用ではありますが、私の場合、クルマはレジャー専用で、大部分をサーキット走行で使っているので、サーキット走行で大部分を消耗しているであろう消耗品は、今回算出する費用に含めることにします。

臨時で発生する費用は含めない

毎年は発生しないけど、何年かに一度臨時で発生するような費用も、一旦含めないことにします。

具体的には、エンジンやミッション、ダンパーのオーバーホール代や、各種チューニングパーツの費用などですね。

費用の内訳

それでは、具体的にサーキット走行で発生した費用の内訳を集計していきます。

サーキットライセンス、走行料

サーキットのライセンス会員枠を走るために必要な費用です。

私は兵庫県にあるセントラルサーキットと、岡山県にある岡山国際サーキットのライセンス会員なので、これらの年会費がそれぞれ¥30,000と¥33,800かかっています。

セントラルサーキットの会員枠の1枠(30分)の走行料は¥6,000。(2025年現在)
今回の集計期間では11枠走行したので、¥6,000 × 11枠 = ¥66,000かかっています。

岡山国際サーキットの会員枠の1枠(30分)の走行料は¥6,600(土日祝日)です。(2025年現在)
今回の集計期間では13枠走行したので、¥6,600 × 13枠 = ¥85,800かかっています。

両サーキットのライセンス年会費と走行料を合計すると、¥215,600となります。

費目料金回数費用
セントラルサーキット ライセンス年会費¥30,0001¥30,000
セントラルサーキット 走行料¥6,00011¥66,000
岡山国際サーキット
ライセンス年会費
¥33,8001¥33,800
岡山国際サーキット
走行料
¥6,60013¥85,800
合計¥215,600

競技(サーキットトライアル)エントリー料

私は岡山国際サーキットのサーキットトライアル選手権に参戦しています。
15分×2本のベストラップを競う競技なので、走行時間だけを一般的な走行会と比べると、エントリー料はだいぶ割高になります。その分、JAF競技なので、公認競技のリザルトとして残りますし、優秀な成績を収めれば表彰されるという特典があります。

2025年は年間4戦にフル参戦しました。
エントリー料の合計は¥96,800でした。

費目料金回数費用
岡山国際サーキット
サーキットトライアル
¥24,2004¥96,800
合計¥96,800

走行会エントリー料

サーキット会員枠や競技以外の、走行会に参加した際のエントリー料です。
イベントによってエントリー料はまちまちで、大きいサーキットになるほど割高な傾向です。逆にミニサーキットのイベントであれば、比較的格安で走ることができます。

2025年は6回の走行会に参加しました。
走行会エントリー料は合計すると¥142,000となりました。

費目料金回数費用
Swift Cup Trophy 岡山国際サーキット¥33,0001¥33,000
Swift Cup Trophy セントラルサーキット¥28,0002¥56,000
富士スピードウェイ
ENDLESS走行会
¥26,0001¥26,000
備北ハイランドサーキット
土山秋の大運動会
¥5,0001¥5,000
セントラルサーキット Come走行会¥22,0001¥22,000
合計¥142,000

ガソリン

サーキット走行では、一般公道よりも燃費が悪くなるため、結構ガソリン代もかかります。

ここでは、サーキットまでの移動で一般公道を走った分は含めず、単純にサーキット走行で消費したガソリンを算出しています。

私のスイフトスポーツのセントラルサーキットでの燃費がだいたい6km/ℓくらいです。
セントラルサーキット(1周2.8km)を、ラップタイム1分30秒で30分間走ったときのガソリン消費量を計算すると、9.3ℓとなりました。
サーキットによって燃費は違いますし、かならずしも1枠30分間走行し続けているわけではないですが、単純化のため全部にこれを適用します。

今回の集計期間では、

  • サーキット会員枠 24枠
  • サーキットトライアル 1戦=1枠換算で4枠
  • 走行会 1回=2枠換算で12枠

で、合計40枠走行となります。
9.3ℓ × 40枠 = 373.3ℓの消費となります。

ガソリンの価格は、資源エネルギー庁の資料によると、2025年のハイオクの全国平均価格が¥187.5/ℓらしいので、これを元に計算すると、サーキット走行で消費したガソリン代は¥70,000となりました。

費目価格消費量費用
ガソリン¥187.5373.3ℓ¥70,000

タイヤ

サーキット走行で一番お金がかかるといっても過言ではない費目になります。

私のスイフトスポーツは駆動方式がFFなので、フロントタイヤが早く消費されます。
ざっくり、フロントタイヤを2回おかわりする間にリアタイヤを1回おかわりといったペースです。

タイヤのサイズですが、フロントは235/40-17インチ(サイズラインナップがない銘柄の場合は235/45-17インチ)、リアは215/45-17インチです。

今回の集計期間では、ヨコハマA052とブリヂストンRE-71RSの2銘柄を使用していました。
性能は申し分ないですが、その分価格は高い部類に入るので、走行費用を押し上げる要因になります。
私はサーキットトライアルの競技に参加していることもあってハイグリップタイヤを選択していますが、単に走行を楽しみたいという方であれば、タイヤのグレードをセカンドラジアルタイヤなどに落とすことによって、ぐっと費用を抑えることができます。

また、サーキットトライアルに参戦するタイミングに合わせて、基本的にフロントタイヤは新品に交換していました。できるだけ計画的に使い切って交換するように心がけてはいたものの、完全に使い切る前に交換したこともあり、ちょっと贅沢な使い方にはなっています。
あと、A052は試したものの、あまり自分のドライビングに合ってないと感じたので、リア側は半分くらい残した状態で別の方にお譲りしたので、これまた贅沢な使い方となっています。

価格は名神タイヤさんの2025年12月現在の価格表を基にしています。

タイヤ消費本数は、フロント8本、リア4本。
費用は合計で¥413,200となりました。

費目価格本数費用
A052 フロント
(235/45-17)
¥39,0002¥78,000
A052 リア
(215/45-17)
¥34,6002¥69,200
RE-71RS フロント(235/40-17)¥34,4006¥206,400
RE-71RS リア(215/45-17)¥29,8002¥59,600
合計¥413,200

ブレーキ関連

サーキット走行すると、ブレーキパッドも結構消費します。

集計期間の終盤で、ブレーキキャリパーをENDLESSのS4Fシステムインチアップキットに交換したので、使い切る前に交換したパッドもあり、実際の消費は集計数よりも少し少ないですが、そのままカウントします。
システムインチアップキットでブレーキローターが2ピースローターになったのですが、ここは交換用のディスク分をカウントしておきます。

集計期間中では、リアブレーキパッドの交換は発生しませんでした。
FFのリアブレーキパッドは、サーキット走行してもなかなか減らないですね。
スイフトスポーツの場合、3年くらいは持ちそうです。

フロントブレーキパッドが6セット、ブレーキローターディスクが1セットで、費用は合計¥164,520となりました。

費目価格個数費用
ブレーキパッド フロント
TM-SQUARE 503
¥16,8004¥67,200
ブレーキパッド フロント
ENDLESS MX72+(純正キャリパー用)
¥19,8801¥19,880
ブレーキパッド フロント
ENDLESS MX72+(S4F用)
¥24,6401¥24,640
ブレーキローターディスク¥26,4002¥52,800
合計¥164,520

オイル・フルード類

エンジンオイルやミッションオイルをどのくらいの頻度で交換するかは、クルマや人それぞれの考え方でまちまちですが、サーキット走行では通常走行に比べてオイルの使用環境も過酷なので、メーカー推奨よりは早めに交換しておいたほうがいいと思います。

私は、エンジンオイルは3,000kmごと、ミッション・デフオイルは6,000kmごとを目安に交換しています。

今回の集計期間では、エンジンオイルは3回、ミッションオイルは1回の交換でした。

ブレーキフルードは、メンテナンスタイミングではないものの、ブレーキキャリパーのアップグレード時に交換せざるを得なかった分が含まれています。

費目価格個数費用
エンジンオイル¥12,8703¥38,610
ミッションオイル¥6,5451¥6,545
ブレーキフルード¥8,2502¥16,500
合計¥61,655

サーキット走行にかかった費用

上記の費用を集計すると、2025年の1年間でサーキット走行にかかった費用は下記のようになりました。

費目費用
サーキットライセンス+走行料(24枠)¥215,600
競技(サーキットトライアル)エントリー料(4戦)¥96,800
走行会エントリー料(6回)¥142,000
ガソリン¥70,000
タイヤ¥413,200
ブレーキ関連¥164,520
オイル・フルード類¥61,655
合計¥1,163,775

走行枠1枠(30分)当たりの費用を算出すると、¥1,163,775 ÷ 40枠 = ¥29,094 となります。

2025年に費用が高くなった理由

2025年にサーキット走行にかかった費用ですが、1枠当たりの費用が過去に算出した額より、少し割高になっています。

集計期間1枠当たりの費用
2018年¥18,768
2023年5月~2024年4月¥24,622
2025年¥29,094

要因ですが、JAF公式戦のサーキットトライアルに参戦しているのが大きいです。
サーキットトライアルのエントリー料は、走行時間あたりに換算すると、サーキットライセンス枠の走行料の4倍近くにもなります。

また、これまではタイヤはスリップサインが出るまで使い切ってから交換するのが基本でしたが、サーキットトライアルに参戦するようになってからは、少なくともフロントタイヤは新品状態で臨みたいので、多少溝が残っている状態でも交換してしまうことがありました。(新品のパフォーマンスに頼りたいという理由の他に、走行後にスリップサインが出ていると競技車検に引っかかるという理由もあります。)

よって、サーキットトライアルに参戦していることによって、エントリー料とタイヤ代がかさんでいる状況です。JAF戦の中では最も気軽に参加できるカテゴリーの1つですが、やはり競技となると多少余計にお金がかかりますね…。

サーキット走行費用シミュレーター

みなさん自身のサーキット走行費用も計算できるように、サーキット走行費用シミュレーターを作ってみました。ぜひご活用ください。

まとめ

サーキット走行にかかる費用について、私の実績を基に検証してみました。

検証結果

サーキット走行にかかる費用は

  • 年間総額 約116万円
  • 1枠(30分)あたり約¥29,000

※スイフトスポーツ ZC33Sの場合
※タイヤはハイグリップラジアル
※サーキットトライアル選手権にも参戦

諸々の費用を含めると、サーキット走行には結構お金がかかることがわかります。
だからこそ、1本1本の走行を有意義にしたいものです。
GPSロガーで走行データを取っておけば、走行後もじっくり振り返ることができるので、ぜひ導入しておきたいアイテムです。

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