【初心者向け】サーキット走行で必要な持ち物5選

サーキット走行

初めてのサーキット走行に向けて、最低限のクルマの準備とドライバーの装備は確認したんやけど、工具とかは持って行ったほうがええんかな?

プロのレースのピットとか見ると、ものすごいたくさん道具が並んでいるけど、あんなに買いそろえられないし、持っていけないんだけど…。

最低限、これだけは持って行ったほうがいいというのがあるので、解説しますね。

本記事では、約10年間に渡りサーキット走行を行ってきた私が、サーキット走行にこれだけは持っていきたいと思う道具5選を紹介します。

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サーキット走行に持っていきたい道具5選

お役立ち度が高いものから順にあげていきます。

ビニールテープ、布ガムテープ

え、これ優先度高いの?(笑)と思われるかもしれませんが、個人的には結構大事、かつ忘れがちなので、まず一番にあげさせてもらいました。

なぜ大事かというと、「ゼッケンを貼ったり、計測器を固定したり、灯火類の飛散防止に必要」だからです。

走行会に参加すると、受付でクルマの識別用にゼッケン番号が書かれた紙が配布されます。これをクルマのドアやボンネットに貼らないと、コースインできません。

サーキットによっては、通常のスポーツ走行時にも自前でゼッケン番号を貼る必要があります。

また、走行会によっては、タイム計測付きの場合があるので、この場合、計測器をクルマに固定する必要があります。

灯火類の飛散防止というのは、これもサーキットのルール次第なのですが、ヘッドライトやテールライト、その他灯火類に、もし脱落した際に飛散しないよう、テープで保護するよう求められている場合があります。

テープの種類ですが、個人的にはビニールテープ布ガムテープの2種類を用意しておくことをお勧めします。

ビニールテープの用途

これはゼッケンを貼るのと、灯火類の飛散防止に使います。

養生テープを使われる方も多いですが、個人的には養生テープは粘着力がやや強すぎて、はがしにくいし、ボディに跡が残りやすいのでおすすめしないです。

ビニールテープは、ほどよい粘着力で、雨にも強く、剥がす時もきれいに剥がれます。

あと、これは地味なところですが、色が割と種類があるので、ボディ色に合わせたものを使うと、見た目がよいです。

布ガムテープの用途

これは計測器の固定、および、各種応急処置に使います。

計測器ですが、サーキットによって設置個所が、内窓、外窓、リアのナンバープレート、ドアポケットの中、など、指定がいろいろです。
車内に設置する分には脱落の心配はないのですが、車外の場合は脱落すると大変なことになるので、しっかり固定したいです。ということもあり、粘着力が強くて雨にも強い布ガムテープをおすすめします。

クロスレンチもしくはトルクレンチ

クルマの準備編でも解説しましたが、ホイールナットがしっかり締まっているか確認するのに必要です。事前に確認していても、道中で緩んでいる可能性もあるので、走行直前にも今一度チェックしておきたいためです。

とりあえずナットが締まっているか確認するだけであればクロスレンチでも十分ですが、できれば締め付けトルクがきちんと管理できるトルクレンチを一本持っておくと安心です。

タイヤエアゲージ

タイヤの空気圧を測るための道具ですが、どちらかというと、適切なタイヤ空気圧まで空気を抜くために使います。

サーキットを走ると、タイヤ温度の上昇に伴い、空気圧も上昇します。
空気圧が上がりすぎて爆発するようなことはまずないですが、あまり空気圧が上がりすぎると、タイヤのグリップが失われたり、路面からの突き上げが強くなって運転しにくくなる恐れがあります。
ベストな空気圧を探るのは奥が深い話になってきますが、基本はメーカー指定の空気圧に合わせておくのが無難です。

手のひらサイズのコンパクトなエアゲージもありますが、できればホースタイプの方が使いやすいです。走行直後のホイールはかなり熱くなっているので、熱々のホイールに手を近づけている時間は最小にしたいためです。

空気入れ

タイヤの空気を抜いた場合、冷めると当然空気圧が下がるので、帰るときには補充する必要があります。(少し抜いた程度であれば、近場のガソリンスタンドまでそのまま走って、そこで入れる、というのもありと思います。)

サーキットによってはエアコンプレッサー&空気入れが用意されているところもあるので、そこで入れればよいのですが、参加者が多い走行会だと順番待ちになったり、エアコンプレッサーしか置いてなくてエアツールを持ってないと使えなかったりするので、自前で用意しておくことをおすすめします。

最近のクルマだと、スペアタイヤの代わりにシガーソケットから電源取るタイプの空気入れがついてたりしますね。

お持ちでない方は、USB充電式のバッテリー搭載の空気入れがおすすめです。シガーソケットからの配線を気にしなくていいので、かなり使いやすいです。

エンジンオイル

これは比較的新しいクルマだと気にしなくてもよいと思いますが、古いクルマだとエンジンオイルが減りやすかったりします。
エンジンオイルが少ない状態で高負荷な走行をすると、エンジントラブルを引き起こす恐れがあります。
走行直前に量を確認して、もし減っていたらすぐ補充できるように、予備のオイルを持っていると安心です。

まとめ

サーキット走行に持っていきたい道具5選について解説しました。

  • ビニールテープ、布ガムテープ
  • クロスレンチまたはトルクレンチ
  • タイヤゲージ
  • 空気入れ
  • エンジンオイル

本格的にサーキットを走るようになってからも、使う道具といえば大抵このくらいで済むと思います。

最悪、周りの人に借りるという手もありますが、どれも使用頻度が高いアイテムになるので、ぜひ揃えておきたいところです。

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